名奉行遠山の金さん 単発スペシャル
1991-1992年 テレビ朝日/東映
松方弘樹・主演『名奉行遠山の金さん』第4シリーズ放送の前後に存在するスペシャル版。
もと風魔忍者の義賊・轟沢庵(石立鉄男)とその妹・お竜(斉藤慶子)が仲間入りする経緯が描かれるなど、レギュラー放送に繋がる内容・キャスト陣容ではあるものの、多少ながら開きのある放送日から鑑みて、当サイトでは第4シリーズに話数として組み込まず「単発スペシャル」の扱いで取り上げることにする。
スペシャル版とレギュラー放送の開きについて、当時の木曜夜8時枠がどんな流れだったかを見てみると、
『江戸城転覆! 女忍者の復讐』放送は91年10月10日、
この間に『また又 三匹が斬る!』2回と単発スペシャル番組『素浪人無頼旅』を挟んで11月7日~翌92年7月2日までレギュラー放送第4シリーズが放送される。
後番組は『将軍家光忍び旅II』で、その放送途中である秋の特番シーズン、9月24日に『江戸城転覆! 覗かれた赤毛の女』が放送されている。
内容としてはともかく、放送の体裁からみてレギュラー26回と連続的な放送と捉え難いため、前述のとおり独立した単発作品として扱う。
江戸城転覆! 女忍者の復讐 1991/10/10 | ||
キャスト 遠山金四郎:松方弘樹 お竜:斉藤慶子 葉隠弦之介:小西博之 柊小十郎:西川弘志/お初:松本友里 二八:志賀勝/疋六:宮路佳具 お藤:原日出子(風魔の末裔・藤姫) 幻夢:菅貫太郎(風魔一族) 山城屋角兵衛:三遊亭円歌(商家の隠居)/むささびの天兵:宮口二郎(鳥居の密偵) 武助:河合絃司(夜泣きそば屋=もと風魔一族)/駒吉:崎津隆介(幻夢の配下)/門倉:波多野博(幕閣重臣)/清次:須賀章 鳴海屋:有島淳平(押し込み被害の廻船問屋)/鳴海屋の妻:真鍋美保/用心棒:木下通博/同心:山田永二 瓢箪の客:泉好太郎、大矢敬典/少年:奥田茂樹/少女:保田恵梨 髪結:窪田弘和/風魔一族:加藤照男、井上昭、宮本義之 鳥居甲斐守:中条きよし 吉川瓢兵衛:ケーシー高峰 轟沢庵:石立鉄男 発見したノンクレジットの皆さん ・江戸城、門倉が遠山奉行を責める評定の席、幕閣重臣のなかに遠山金次郎。 ・回想・幕府勢による風魔狩り、藤姫庇って逃げようとする同胞に司裕介。 ・瓢箪を後にした藤姫に絡むごろつきのひとり、浜田隆広。 ・山城屋押し込みを目前にした黒影一味の集合~お竜決死の対決~ラス立ち、黒影一味に福本清三、木谷邦臣、矢部義章、小坂和之。いずれも浪人姿。 |
スタッフ 企画:白崎英介(テレビ朝日) プロデューサー:杉崎保(テレビ朝日)、松平乘道、亀岡正人(東映) 原作:陣出達朗 脚本:小川英、胡桃哲 音楽:伊部晴美 撮影:坂根省三/照明:加藤平作/録音:生水俊行/美術:秋好泰海 編集:三宅弘/整音:浜口十四郎/記録:藤原凪子/助監督:五大院将貴 装置:青木茂雄/装飾:長谷川優市呂/衣裳:石倉元一/美粧・結髪:東和美粧 擬斗:土井淳之祐(東映剣会)/刺青絵師:毛利清二/特技:宍戸大全/演技事務:森清二 かつら:山崎かつら/小道具:高津商会/和楽監修:中本哲/騎馬:岸本乗馬センター/協力:東映京都俳優養成所 進行主任:藤井雅朗/広報担当:松嶋弘正(テレビ朝日)/現像:IMAGICA/協力:京都 大覚寺 主題歌「華のうちに」作詞 作曲:吉幾三/編曲:京建輔/唄:松方弘樹(徳間ジャパン)/協力:テレビ朝日ミュージック 制作協力:松プロダクション 監督:宮越澄 制作:テレビ朝日、東映 |
|
→あらすじ・評 |
最終更新:2018/05/12